乱暴な子には
表現方法を学ばせる
友達とトラブルになると、すぐに手を出してしまう子がいます。暴力をふるう
のを見つけたら、すぐに止めましょう。しかし、このような子は叱られ慣れし
ている場合があります。その場その場で注意を繰り返しても、親の見ていない
ところで暴力をふるう可能性もあります。
その子が、なぜ頻繁に暴力をふるうのかを考えながら注意する必要があるでし
ょう。すぐに手が出てしまう子は、友達とのトラブルを暴力以外で解決する方
法を知らない、と考えて叱ることが大切でしょう。乱暴な子にこそ冷静に接し
て話を聞き、その子の思いを出させてあげることが必要になってきます。
スパッと短く注意する。
暴力をふるう場面を直接見た場合、「暴力がなぜいけないのか」ということを
長々と説明しても、ほとんど効果がありません。「人に手をあげることは、ど
んな場合でもいけない」ということをスパッと短くいうのが良いでしょう。友
達に手を出すたびに繰り返し叱る必要があります。
公平に話を聞く
乱暴な子がトラブルを起こすと、「またあなたね・・・」という目でその子を
見てしまいがちになります。手を出すには理由があるわけで、なぜトラブルが
起きたのかを、できるだけ多くの子から聞くことが大切です。
話をしっかり聞く
トラブルの理由が大体わかったら、必ず本人の話を聞きましょう。友達に対し
てすぐに暴力をふるう子は、言葉で言い表すことが出来ないから、手や足が出
てしまうことが多いです。必ず本人からトラブルの様子や、その時の気持ちを
聞きましょう。聞くのですから、こちらから説教じみた事を言わず、子供が説
明しやすいような問いかけを心がけましょう。
何に腹を立てたのかを探らせる
最も大切なのは、その子が何に腹を立てたのか、その子自身に自覚させること
です。そのためには、やさしい表情で子供の話を聞きましょう。「あなたは、
こういうことに腹が立ったのね」と確認してあげることで、自分自身の気持ち
に気付かせてあげましょう。
最も悪かった行為を言わせる
他人に暴力をふるうことは許されない事です。「あなたのやったことで一番悪
かたのは何かな?」と聞いてみましょう。子供は「暴力をふるった事」と答え
るでしょう。その後で、暴力がなぜ悪いのかを説明してあげると効果的です。
どうすればよかったかを考えさせる
感情が高ぶってしまう前に、手を出すことを未然に防ぐ方法があったはずです。
低学年の子には難しいかもしれないので、「この時はこうすれば良かったかも
しれないよ」と教えてあげましょう。