危険なことをした場合
烈火のごとく叱る
他の場合とはちがい、自分や他の子の命を危険にさらすようなことをした時に
は、烈火の如く叱らなければいけません。
子供に、なぜ危険なことをしてはいけないのかを考えさせたり、自分がやった
ことを振り返させたりするようなことはしなくてもいい。そして感情をさらけ
出してもいいし、多少は言葉も荒くなってもいい。子供が怯えてもいい。
命にかかわることについては、厳しく叱らなくてはいけません。
「もしも」で教える
低学年の子はもちろん、高学年の子でも、命の危険を深く考えずに行動してい
ることがあります。そして、万が一何かあったときに、後のことなど全く考え
て行動していないケースがあります。
自分の行為のどこが危険だったのか、大怪我をしたらどうなるのかということ
を、必ず教えなくてはいけません。
子供が少し落ち着いたら、もう一度改めて教えます。この場合は最初の厳しい
叱り方とは異なり、普段通りに穏やかに叱りましょう。
そして、叱るときに「もしも」を使って教えてあげると、子供の行いがなぜ許
されないことだったのかを理解させやすいです。
「もしも、手が滑っていたら、頭から落ちたかもしれない」「もしも窓から落
ちていたら、あなたはどうなっていたかな」「もしも首の骨が折れたら・・」
「もしも死んでしまったら・・・」などと自分自身に考えさせましょう。
大切だから厳しく叱る
忘れてはいけない言葉があります。叱った後で必ず伝えておきたい言葉です。
「あなたのことを本当に大切に思っているのよ。あなたがケガをしてもいいな
んて思ってたら、絶対にこんなに厳しく叱らないよ」
大切なのはどんな場合でも、あなたを大切に思っているから叱る、という気持
です。
その気持ちの表れとして、危険な行為に対しては感情をむき出しにしてでも叱
るということです。